F.S.L.


“ジャズピアニスト嶋津健一に内包する、ふたつの異なる魂[和]と[躍]の織りなす響き”



日本に生まれジャズを知り、渡米生活でその真価を感じた嶋津健一が帰国後に学んだのは日本文化の深淵。ふたつの文化は嶋津のピアノに内包され、深化し続けている。今作の2枚組アルバムは異なるフィーリングをそれぞれに表現したピアニスト嶋津健一の集大成。
disc1『和魂』の“和”はJapaneseではなく、Harmonyの意。しかし日本文化を体感している嶋津ならではの和の抒情感に満たされたジャズとして昇華されている。disc2『躍魂』はMotionの意。Swing感のある躍動的なジャズが紡がれる。
全曲、自身の作曲による2枚を併せて聴くことで、一見異なる“和”と“躍”の源が繋がり、さながら「和躍同源」とでも言えるような仕上がりとなっている。これは長きに渡り演奏活動を共にしている加藤真一と今村健太郎の協力、信頼関係があってこそ。
この進化を自身の道標として、嶋津は次の段階へと進んでいく。

 むそう
Musou  夢想 / 嶋津健一trio

trio
 嶋津 健一 SHIMAZU Kenichi (piano)
 加藤 真一 KATO Shinichi (bass)
 今村 健太郎 IMAMURA Kentaro (drums)

 disc1『和 魂』
 01. Dear Mother
 02. 前略
 03. 鶴の舞
 04. 夢想曲 〜 Traumerei
 05. 涙の向こう
 06. 意志
 07. 「70年目の恋文」愛のテーマ
 08. 雫もよう
 09. 心奥(Mystic Lady)
 10. HANA

 disc2『躍 魂』
 01. Old-Timer's Rag
 02. New Jersey Sunset
 03. Marian
 04. Straight Ahead
 05. 青写真(Blue Print)
 06. Tahiti Struttin'
 07. One for Jack
 08. Bluezayaya
 09. Mr. H.D.
 10. You Wanna Go Upstairs?

 all tunes composed by 嶋津 健一 SHIMAZU Kenichi


 produced by 嶋津 健一 SHIMAZU Kenichi

 recorded by 村濱 遼太 MURAHAMA Ryouta
 mixed & masterd by 平野 栄二 HIRANO Eiji
  recorded in Studio Happiness on 2020年6月1,2日
 piano tuned by 辻 秀夫 TSUJI Hideo

 jacket art drawed by 足立 正平 ADACHI Shouhei

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F.S.L.  FSCJ-0017,FSCJ-0018  \3,200(tax excluded)  2020/10/21 on sale




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Media information

JJazz.Net Jazz Clock - for the NIGHT #107
 2020年9月23日(17:00)〜2020年10月28日(17:00まで)
JJazz.Net
 移ろう日々の中に、人それぞれの生活があり、リズムがある・・・
 自分を取り戻す時間。夜に映えるジャズセレクション。
 今回は「Night Dream」というテーマで選曲。
 それはどこかで見たことが景色。
 断片的なストーリーが交差する夢のようなイメージです。

■『CD Journal』 新譜情報
渡米後に日本の文化をより深く理解した邦人ジャズ・ピアニストによる2枚組の大作。全曲嶋津健一のオリジナル曲で構成されており、加藤真一らとのトリオによる息のあったインタープレイが堪能できる。

JJazz.Net PICK UP - OCTOBER
 2020年10月7日(17:00)〜

今、注目の音楽をたっぷりご紹介する大人気プログラム。今月のラインナップは・・・
ブラジルが生んだ現代最高峰のピアニスト、アンドレ・メマーリの最新作、ドラマー奥平真吾リーダー作、ギタリスト市野元彦のグループSweet Herringbone、ピアニスト古川初穂のトリオ作、ピアニスト嶋津 健一の2枚組作品「夢想」、NYで活躍するピアニスト泉川貴広のソロアルバム、UKゴンドワナレーベルから新世代の実力派ジャズトリオ、ママル・ハンズなどなど、ぜひチェックして下さい。

■『jazz Life』 2020 NOVEMBER
 44頁 JAZZ LIFE Disc Review
 嶋津健一の9作目は、トリオによる2枚組、収録20曲すべてを嶋津のオリジナルで揃えた“攻め”た内容に ...(続きは本誌でお楽しみください)

■『JaZZ JAPAN』 JAN,2021 Vol.124
 038頁 JAZZ RECORD REVIEW
 米国で活躍し、帰国後は己のジャズを追求し旺盛な ...(続きは本誌でお楽しみください)

■『The Walker's』 2020 Vol.63
 11頁 Jazz New Disc
 「2つの異なる魂を表現した嶋津健一の集大成アルバム」 1985年から95年の帰国までNYで演奏活動 ...(続きは本誌でお楽しみください)

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【嶋津健一プロフィール】
1960年生まれ。
東京大学原子力工学科卒。
マンハッタン音楽院ジャズ科修士課程卒。
1985年〜1995年ニューヨーク在住。
その間グローリア リン(vo)ジミー スコット(vo)のレギュラーピアニストとしてアメリカ、ヨーロッパ等で幅広く活動する。
1995年帰国、向井滋春(tb)、原朋直(tp)、大坂昌彦(ds)等のグループに参加する。
自らのトリオで計9枚のリーダーアルバムをリリースする。最新作は「夢想」。
リーダートリオで活動する他、能、ダンス、朗読、等とのコラボレーションも行う。

TRIO Live



嶋津健一作品





加藤真一作品





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