“エチュードでセッション、楽しくスイング! 練習だけで終わらせたらもったいない。”
世界中の時計が緩やかに停止していった2020年。穏やかなようでいて、その実まったく穏やかでなかった日々は多くの人に創作の大切さを教えてくれたようにも思える。 日本ジャズの歴史に名を残す名プレイヤー達に愛され、数多のグループを支えてきたベテランベーシスト加藤真一はこの時期、若き日に学びを得た練習曲に改めて向かい合っていた。今作はその日々の研鑽にジャズプレイヤーらしい発想を加えて紡いだ曲を基本に、自作曲を交えた、加藤曰く「お遊び」の1枚。
パートナーは加藤よりも20歳若く、透明な空気感を纏うギタリスト馬場孝喜。弦楽器の2人がチェロの練習曲を弾きながら楽しくセッションしていく。Sebastian Leeの練習曲ブルースで幕をあけ、Friedrich Dotzauerの練習曲を組曲にし、その合間に自作曲で緩急をつけながらも、落ち着いた展開の1枚。この淡々とした温かさが日々を平穏に過ごす「エチュード」となる。
エチュード
ETUDE / 加藤真一 & 馬場孝喜
加藤 真一 KATO Shinichi
(bass)
馬場 孝喜 BABA Takayoshi
(guitar)
01.
Blues Lee
[Sebastian Lee]
02.
A Song for Jack
[KATO Shinichi]
03.
Dotzauer Leaves
[Friedrich Dotzauer]
04.
Let's Get Fat Right
[KATO Shinichi]
05.
Like a Thosedays
[KATO Shinichi]
06.
I'll Rememer Dotzauer
[Friedrich Dotzauer]
07.
For You
[KATO Shinichi]
08.
Dotzauer Blue
[Friedrich Dotzauer]
09.
Endless Journey
[KATO Shinichi]
10.
Corean Barbeque
[Friedrich Dotzauer]
all tunes arranged by 加藤真一 KATO Shinichi
produced by KATO Shinichi
Recording:2020年9月24日&10月12日 at Yokohama Reunion Studio / Engineer:仲石 裕介
Mixing & Mastering:2020年10月13日 at Yokohama Reunion Studio / Engineer:仲石 裕介
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■『
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』 新譜情報
日本のジャズを低音で支えるベースマン、加藤真一の2020年録音作。自身より
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PICK UP
2021年1月6日(17:00)〜2021年2月3日(17:00まで)
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加藤真一作品
馬場孝喜作品
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