F.S.L.


異なる時間、異なる距離、異なる背景を持つ2人の邂逅
歩み深まる時が魅せたのは雄大な変奏曲


魂柱と鞴と変奏曲  こんちゅう と ふいご と へんそうきょく
 魂柱と鞴と変奏曲 / 新倉瞳 佐藤芳明

 Anima and Bellows Variations
 新倉 瞳 Hitomi Niikura (Cello, Voice)
 佐藤 芳明 Yoshiaki Sato (Accordion)

異なるフィールドを歩む、チェロ新倉瞳とアコーディオン佐藤芳明の出会いから生まれたデュオアルバム『魂柱と鞴』。そのリリースから5年の月日で歩み続け、深まった道筋が”変奏曲”として昇華された今作『魂柱と鞴と変奏曲』。佐藤がこのデュオのために書き上げた「ニグンの主題による7つの変奏曲」は、歌うこと(ニグン)を通して場所や時間が離れていても繋がる心を表した曲。そして「時間と距離」をテーマに佐藤が長年温めていた曲を、チェロとアコーディオンの親和性を深める新たなテーマを付加し「魂柱と鞴と時間と距離」として完成。そこに、それぞれの楽器の特性を活かしたヘンデルの主題による変奏曲「パッサカリア」を加えて、このデュオならではの一つの完成形を見ることが出来る。

     Seven Variations on a Nign Theme
 01-09. ニグンの主題による7つの変奏曲  composed by Yoshiaki Sato
  Theme
  主題

  Variation 1 - Baroque / Vivaldi
  第一変奏曲 バロック或いはヴィヴァルディ

  Variation 2 - Etude / Piatti
  第二変奏曲 練習曲或いはピアッティ

  Variation 3 - ECM / Jazz Ballade
  第三変奏曲 ECM或いはジャズバラード

  Variation 4 - Racenica / Bulgarian Folk Dance
  第四変奏曲 ラツェニッツァ或いはブルガリア民族舞踊

   Variation 5 - Free Jazz / Schonberg
  第五変奏曲 フリージャズ或いはシェーンベルク

  Variation 6 - Comping / Rythm Approach
  第六変奏曲 コンピング或いはリズムアプローチ

  Variation 7 - Canon
  第七変奏曲 5度のカノン

  Theme (Reprise)
  主題(再現部)

   Passacaglia
 10. パッサカリア
  composed by Johan Halvorsen, after Georg Friedrich Handel
   Anima, Bellows, Time and Distance
 11. 魂柱と鞴と時間と距離
  composed by Yoshiaki Sato

 Recorded on 30,31 January 2024 at Submarine Studio
 Mixed on 22 March 2024 at Submarine Studio
 Engineer : 種村 尚人 Naoto Tanemura (TEMAS)
 Jacket Design : 小倉 紘 Ko Ogura (GRAFFIC FACTOR)
 Photo:KOHAN コハーン


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Media information

Lovely Day - Fm yokohama 84.7
 2024年10月23日 水曜日 10:35〜10:50
 新倉瞳 佐藤芳明 出演予定

CD Jounal (日本で唯一の音楽情報総合誌)
 チェリスト新倉瞳とアコーディオニ スト佐藤芳明のデュオ・アルバム『魂柱と鞴と変奏曲』がリリース ...(続きは本誌でお楽しみください)




【新倉 瞳 プロフィール】
8歳よりチェロを始める。桐朋学園大学音楽学部を首席卒業。バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga各氏に師事。在学中EMI Music Japanより「鳥の歌」をリリースしデビュー。受賞歴も多数、近年では第18回ホテルオークラ音楽賞、第19回(2020年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞。現在カメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点にソリスト、室内楽奏者として幅広く活動。2021年には『11月の夜想曲』~新倉瞳委嘱作品集 (世界初演初録音) のCDをアールアンフィニ・レーベルよりリリース。
使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたMatteo Goffriller (1710年製)。

【佐藤 芳明 プロフィール】
国立音楽大学在学中に独学でアコーディオンを始める。卒業後渡仏、C.I.M.Ecole de Jazzにてアコーディオニスト・Daniel Milleに師事。既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドで、ライブ、レコーディング、アーティストサポート、舞台音楽など、様々な現場で仕事をこなし、国内外を問わず、ジャンルを越えて幅広く活動。『ガレージシャンソンショー』など個性的なユニットに参加する一方、スタジオミュージシャンとして椎名林檎、米津玄師、三宅純、久石譲など数多のアーティストのレコーディングに参加、CMや劇伴でもファーストコールの奏者としてあらゆるオーダーに応え続けている。
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Anima and Bellows




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