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Live Report

2005年8月12日 森山威男QUINTET @ jazz inn LOVELY
祝、100回レポート。「管理人レポートをレポートする。」

あつい、アツイ。処暑が過ぎようが、台風が去ろうが暑い! カメチンさんの甲羅も干上がっているだろうけれど、わたしの脳ミソも乾ききって、パサパサ、カサカサ。 頭が回転セーヘン。もう秋も近いのに、こんなに暑くていいのか? 地球温暖化は深刻だなあ。
ところで、この8月12日のLOVELYでの森山QUINTETライヴで、管理人さんのレポートは目出度く第100回目を迎えた。
これはレポートせねばなるまい。いわば“メイキング 管理人レポート”。
では、回転しない頭を無理やり廻してイクゾー。

わたしが6時5分くらい前にLOVELYへ到着すると、管理人さん、既に店の前に。
多忙な管理人さん、6時ぎりぎりに来ることが多いのだが、珍しい。 9月中旬に出版されるという、足と靴に関する本の最終作業もメドがついて、少しは余裕がでてきたようだ。
この本は外反拇趾など足に問題を抱えている人のみならず、靴を日常的に履く人、 つまり、ほとんどの日本国民にとって有益なお話、情報が満載されているので、 9月中旬になったらみんな書店に飛んでいって購入するよーに。

さて、ステージ真ん前の指定席というべき丸テーブルに陣取った管理人さん、 レポート七つ道具《愛機Powerbook、デジカメ、ヴィデオカメラ(この日は持ってきていなかったみたい。)、 MDレコーダー(レポートを読むと、この日は意図的に録音しなかったようだ。)、メモ用ノート、筆記用具、フライヤー》 の入った推定重量10キロのトートバッグを足元に置いて早速なにやらメモを。
客が一通り入店して落ち着いたところで、森山BANDの今後のスケジュールが載っているフライヤーを 客一人一人に配って、マネージャーの役も果たしている。 間を見てワインをはじめとする飲食物の摂取も。そういえば、一頃より摂取量が少なくなったような気が。 近頃スリムになったのはそのせいか。
ライヴが始まるまでの2時間といっても、結構やることはある。

8時過ぎ、ライヴの始まりと同時にノートにメモを取る右手が忙しく動く。 サウンズに合わせて体も動く、体はスウィングしても 右手のペンはノートの上を走る。その間に写真は撮らなきゃならない、 アルコールも飲んで美味しいものも食べなきゃ。
ああ、忙しい。あ、不注意でカメラのフラッシュ光らせて店員に注意されてやんの。ま、これは愛嬌。

さすがに5人のミュージシャン、必死の形相、渾身の演奏でクライマックスを迎えるというときはメモを取る手もブレイク。
音川(ts,ss)エビゾれば自分もエビゾり、田中(p)が前後に体を揺らせば自分も前後に揺れる。 佐藤(acc)のアコーディオンの蛇腹が激しく左右に動けば自分の体も左右にスゥイング。 ミュージシャンの動きとシンクロしている。
圧巻は森山(ds)のとき。森山、四肢駆使して超弩級の雷鳴轟かせば、このときばかりはシンクロもできず、 体は椅子からずり落ちるほど反って、両手、頭上高く激しく拍手するばかり。
けれども、望月(b)を見つめるときは、アクションも落ち着いて、じっと聴き入る様子。

このライヴ中の膨大なメモ、録音の内容などを参考に“管理人レポート”は作られていくのだが、まだまだ作業は続く。
次は、多分、Apple Desktop PCの出番。 文章のタイピング、写真の割り付けなどは、この愛機を使って自宅で行われることが多いと想像する。
「管理人レポートをレポートする。」と銘打ったからには、当然、Web上にuploadされるまでを、 パパラッチのように追いかけて自宅の浴室や寝室での様子をもお伝えしなければいけないのだが…。 イヤ、わたしは何もイヤラシイ気持ちで言っているのではなく、よりよいレポートを作成するために、 そうせねばと思っているだけである。ホント、ホント。
「ナンデ、浴室や寝室の様子がレポートと関係あるンじゃ!」
ウ〜ム、ゴメン。ほんのちょっぴりイヤラシイ気持ちがありました。すみません、すみません。(笑
管理人さんのお宅にこっそり侵入して、マシンガンタイプの様子などお伝えしたいが、 そういうことをすると住居侵入罪でローヤへぶちこまれてしまう。 この歳でローヤへは入りたくないので、泣く泣くこのあたりで終了することにする。

聴いて読んだ人には「エヘラァ〜」と思い出し笑いをさせ((c)クリちゃん)、 聴かずに読んだ人には「残念!、悔しい。」という気持ちと「読んで聴いた気になったからいいや。」 と矛盾した気持ちを抱かせる、ディテールまで描いて臨場感あふれる“管理人レポート”、 作成の過程の一端、お伝えできただろうか。


(ふな)







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