ついに!この日が!という意気込み、のわりには用意ができてない私。豊橋での仕事を終えて、他の病院に寄る用事をすませたらもう4時近い新幹線に乗るしかなくて、大慌て。チケットは自宅だし、いったん自宅に帰って間に合うかしら。息子とオットと、車で5時ころ家を出る。日本一料金が高いという名古屋都市高速を使ったおかげで、多治見まで30分くらい、alaにも6時前に到着できた、ひとまずほっ。森山さんに頼まれていた用事(書くのやめとこうと思ったけど組長が掲示板に書いたからいいか、腰痛がひどいとのことで楽屋に往診。注射打って薬飲んでもらって湿布はってコルセットを置いてきた)があって楽屋に向かうが、お客さんが次から次らしい。演奏前のミュージシャンに「ごあいさつ」なんて行かない方がいいのである。今日はステージにあがる前、本当に「面会謝絶」にして横になっていてもらうべきだったと思う。

入場したのがもう開演10分前。今日は、録音・撮影禁止なのであるが、HP掲載用に限る写真を撮るために許可をいただき、「広報」の腕章をつける。席は最前列、ふふふ。本当はもう少し後ろの方が、音もいいし全体を見られるのであるが。ヨッちゃん先生がお持ちのデジカメを貸していただく。

6時35分、真っ暗な中を、グズラさんを先頭に森山さん、音川さん、井上さんの4人が下手から登場、ワクワクワク。ざああ、っとロールが鳴って、ノンチェック、がスタート。うわあ、なつかしい。森山組2ホーン時代を知っている人なら、誰もが一番の名曲に挙げるであろうアップテンポのスリリングな曲。のっけからスピーディーな音川ソロ。森山さん、りりしい感じ。森山さんとグズラさんは白のシャツ。ドラム、ベースをバックに音川さんのソロ。ベースの地鳴り、ドラムの爆音。音川さんしか吹いていないのになぜか井上さんがバックで吹いているかのように聞こえるのはなぜ?タパタパタパ,タータータッと合わせ、井上さんソロへ。テンポをずらしたようなゆったりした吹き始め、徐々にヒートアップ。ライトがスモークにあたっておもしろい模様を出している。森山さんが目をつぶって、まるでドラムソロをしているかのような叩きっぷり。延々吹きまくる井上さんに向かって、「早く終わってくれ〜(気のせい?)」ってな表情の森山さん。次を合わせるところが一瞬乱れたような感じもあったが、なんとか転ばずドラムソロへ。一曲目からこんなに叩いていいのかしら、というソロ、もう何ともはや。終わって大拍手!

「テナーサックス音川英二!テナーサックス井上淑彦!ベース望月英明!・・・・ピアノのいない時代がありました(くすくす)。2テナーで思い切り暴れてやろうと思ったんですけれど、どうせピアノがいてもいなくても暴れるんですよ(笑)。このグループが長年続いていたのは、井上淑彦がこのグループで演奏するいい曲を次から次に書いてくれたからなんです。さっき楽屋で話をしていたら、井上さんは私のグループに17年もいてくださったんですって?それじゃあほとんど、私が生まれる前から一緒に演奏していたみたいですね(笑)。2年くらいかと思ってましたが、そんなに長く・・・その間昇給も一切なしで!?・・・なんと忍耐強いんでしょう(望月さんに昇給はあったのだろうか)。井上さんがどのくらい有能かというと、私の注文に全部応えてくれるんです。最初の曲はノンチェックといって、とにかくサックスはいくら難しくてもいい、ドラムは難しいのはだめ。(曲の)仕掛けを入れるのはサックスだけ、って言ってこの曲ができたんですが、本当にサックスが難しいんです。音川英二が昨日この曲をファックスでもらって、一生懸命練習したんですがさっきまで合わなかったくらい難しいんです。・・・井上は辛抱強いんです。嫌だということをおっしゃらない。すごくいい曲で、「遠く」っていう曲を作ってきてくれたんです。こう、『タララ、ラーラ、ラーラ、ラー、ラーラ、ラーラ、ラーララー』」と歌いだし、客席から拍手が。「物悲しいフレーズで、またサビがとてつもなく、ぱあっと仕掛けがあって、難しいんです。で、ツアーに行って一回やっただけで、『このサビとっちゃって、サビなしでやろうよ』と言ったら、『・・・はい』(井上さんのまね)って。曲を作るって大変な労力なんですよね。曲をせっかく作って持ってきたのにサビをばっさり削られて、怒るはずなんですけれど。・・・・・辛抱強い人なんです。・・・・・作曲能力というと、井上さんは天才肌、なんですが対照的な人がいまして。板橋文夫は情感あふれすぎて身の置き所がないような曲を作るんです。きれいな曲で、渡良瀬っていう曲を作って、井上淑彦は天才肌ですから、このコードからこのコードに行って、こうですよね、なんて板橋に聞くんです。板橋は『あのさあ、夕陽なんだよ、夕陽!(板橋さんのまね)』夕陽っていわれても困ると思うんですけれどね。どうやって作曲しているのか、見てみたい気がしますが、まさかピアノの前に座って作曲しているんじゃないと思いますが(!?)。尺八かなんか吹きながら作曲しているんでしょうか。森山カルテットが長い間やってこられたのも、山下洋輔の所をやめて、ジャズの4ビートが全然叩けない頃に、辛抱強く曲を書いてくれた、板橋文夫のおかげです。お待たせしました、渡良瀬とサンライズを演奏します」

うわあ〜っというどよめきと拍手、舞台の上手からライオンヘアで赤いTシャツの板橋さんノシノシと登場。最近森山組のファンになった人は、板さんの演奏を聴いたことない人が多いと思うのだけれど、どんな感想を持つか楽しみだな〜。

ピアノのイントロから。かわいい、きれいな音、童謡風のメロディー。あ、うわ〜、ワルツのリズムになってあのイントロが。なつかしい、何回、何十回聞いたかわからないメロディー。もおう、毛穴が逆立って頭の先から、じわーっと全身に広がって行く、なぜか目にはうっすらと湧いてくるものが。ああ、イントロだけでも感動。おお、2ホーンでテーマのメロディー、嬉しい嬉しい。テーマが終わって井上さんのソプラノのソロが始まる、いい曲だなあ、う〜ん。淑ちゃんのバックで板さんが暴れている。板さんのソロ、グリッサンド、立ち上がる、足蹴り、のけぞり、板さん最高!2ホーンがバックでつける、贅沢〜。森山さんも楽しそう、板さんがんばれ!しかし、このピアノ今は板さんが弾いてその後山下さんが弾くんだよね、大丈夫かな〜。

森山さんが板橋さんと目で合図して、タタン!とサンライズスタート。「ターンターンタッタッタッタ」、ではなく野太く「ダーンダーンガッガッガッガ」という感じ、お、セッちゃんたち九州組に大受けしているわ。ああバックが真っ赤の日の出色に変わった。音川さんソロ、手慣れたもんだね、うんうん、いいぞいいぞ。この曲は今の森山組でも聴き慣れているけど、思わず板さんの暴れっぷりに目がいってしまう。ステージの一番後ろで黙々とベースを弾いている望月さんだが、音が今ひとつ聞こえない、残念。ああ、淑ちゃんかっこいい。舞台、スモーク炊き過ぎじゃないかな、管楽器の人は大丈夫なのかな。森山さんはじっと板橋さんを見つめながら叩いてる、板さんはピアノと格闘。板さんソロ、楽しみだな、おおスタート。・・・・・おおおおおお、うわああああ、どこまでやります?もう、バトルなんてもんじゃなくて、死闘だわ、きゃー、どきどきどきバクバクバク。ソロが終わると、そのまま椅子を立って舞台から立ち去る板橋さん、長野のコンサートの時もそうだったけど、森山さんのソロが終わるのに間に合うかしら、とちょっと心配。森山さん少しトーンを下げてコントラストをつける、スネアの爆音、正確なリズム、だんだん音量アップ、スティックが宙を舞う、お、板さん戻ってきた、タタン!とテーマに戻る、すごいタイミングだ、森山さん目をつぶって叩いているけど見えていたのかな?と思うくらい。最後のテーマ、ど迫力。観客も熱狂の渦。メンバー紹介、最後に板さんがマイクを持って「もっりやまたっけお〜」と叫ぶ。大拍手、この大ホールが拍手で鳴り響くととてもすてきだ。

休憩中に打ち上げの場所をhoriさんが刷ってきてくださっていたのを配ったり、車の割り振りをしたりしていたらあっという間に次のステージになってしまった。

暗い中を、下手から森山さん、上手から山下さん。ライトアップはちょっと気を持たせてから。ミナのセカンドテーマ、森山さんマレットで叩き始める。山下さんおなじみの白の上下にベスト姿、靴も白だけど今日は靴下がピンクでかわいらしい。下から見ると履いているのは体育館シューズのように見えるが、きっとしゃれたスニーカーなのだと思う。山下さん右に体を傾け、左脚をあげてカリカリカリ。山下トリオ時代の演奏には詳しくないのでよくわからないが、どこまでがテーマなんだっけ・・・なんて、すみません。二人がばっちり合っているので、テーマなのかインプロなのか。ブラシでドラムを叩きまくる森山さん。山下さんのピアノをあまり見慣れていないので、動き、表情が新鮮に見える。

「山下洋輔!・・・思い出しますなあ、30年前。私が20才であなたが21(だいぶさばを読んでるな)、なんてセリフがありましたか。今日も一緒にやれるんであの頃を思い出していたんですけれど。山下さん、覚えてますか?あのころは阿佐ヶ谷の実家のはなれに新婚の山下さんが住んでたんですよね」「森山もそうだったっけね」「私は恋人のそばに少しでも近づきたい、みたいに阿佐ヶ谷にアパートを借りたんです。少しでも長く話したくて、そうしたら山下さんが『うちにいいものがある』って、インターホンを持ってきてくれたんです。無線だから普通に話せるはずだ、って言うから、夜11時とか時間を決めたら土砂降りの雨で、窓から身を乗り出しながら『山下さん山下さんこちら森山!』って、ずぶぬれになって呼んだりして、あなた覚えています?からかっていたんじゃあないでしょうね」「いや、母屋とは使えていたから、便利だと思って」「考えてみたら歩いて15分くらいかかるところなんだから聞こえるはずないんじゃないでしょうか(爆笑)
「あのころは四六時中いっしょにいたくて、用もないのに朝からいっしょにいて、くだらないことをしゃべって、70円あれば新宿へ行って朝まで飲んで、誰がお金を払っていたんでしょうか」
「新宿のとある奴に出させていたんじゃないか」「なつかしいなあ〜〜〜」とひたる森山さん。「おいおい、やるんだから」と演奏のことを忘れているような森山さんに山下さん。「あ、やるの?」爆笑。

「ドラムも体力に自信があったから、ジャズは勝ち負けだ、ずっと勝ち続けてやるなんて言ってた頃ですね」「森山は本気で言ってたよね」「書いた汗の量で決めようなんて、それでギャラも決めようなんて」「楽しかったね」「ギャラも分け合って、はいこっちに1000円、こっちに1000円なんて」

ううう、録音してないのに、二人でしゃべられると速記でもしないと間に合やしない。思わず笑って手が止まる、メモを後から見直してもみみずがダンスしてるような字で、自分の字ながら何が書いてあるか全然わからない。

「今の曲は山下トリオ時代『ミナのセカンドテーマ』という曲で、後やる曲はもう60なので、60才の一生懸命をみてもらおうかなと思って打ち合わせをしたんですが、山下さんに『ウェストサイドストーリー』をやろうかと言ったんですが、山下さんの60才の一生懸命は『シャボン玉』だって」「最近レパートリーにしたんで・・・森山も『浜辺の歌』なんてやってるでしょ」ああ、100円ショップで買った4本100円のボールペンはボテボテでうまく字が書けない・・・・渋谷さんとのデュオのことを言ってるのかしら。
「ずいぶん前に森山がグループをやめてから、ゲストにきてもらったときになぜかアンコールでやったんだよね、この曲を」「山下さんが下を向いて『アメリカ、アメリカ』って言ってたらしいんですが、僕は自由にやっていいって言われたと思って」爆笑。

シャボン玉?と思ったら、アメリカが始まった。ああ、たぶんこの曲からシャボン玉に移行するんだろう。お、山下さんの肘打ち。う〜ん、この二人のコンビネーション、おもしろいわ。山下さんソロの終わりにピアノの低音をががっと弾いて森山ソロ。山下さんの表情がおもしろい。なんか、ピアニスト3人の中で一番口が動くのね。ああ、かわいくきれいにウェストサイドストーリーの『アメリカ』のテーマ。ついでシャボン玉とんだ、屋根まで飛んだ・・・かわいいアレンジだ、これがどう変わっていくか。え、もう8時5分を過ぎている、場面転換を入れてもあと1時間ちょっとで終わっちゃうの?そんなあ・・・ちょっとこの曲は不発、ってかんじ。森山さん、テーマで歌ってるみたい。

「山下さんは紫綬褒章というすばらしい賞をもらったんですよね」「最近は70過ぎなくてもいいらしいんだけどね」「もらってる人の中では若い方ですよね、あれは園遊会か何かに出てもらうんですか」「どうなんだろうな、あれは総理大臣の名前なんだよね」「いいですね、私は長生きして100才にして現役ジャズドラマーっていうことで天皇賞をもらおうと思ったら、天皇賞は競馬だって(爆笑)。もうちょっとがんばろうと思っています、キアズマです」

タッタッタタ、タッタッタタッタと短いテーマだけど、ばしーっと決まる、さすがだね。爆発的な演奏に黄色い感激の声が上がる、たぶん九州組女性軍。横目で見ると、歓喜の表情のお二人。そうでしょうそうでしょう、何しろ山下さんの本に出てくる有名なファンでいらっしゃいます。楽しそうな表情を見るとこちらも思わず笑みがこぼれます。ステージ上の二人はもっと暴れるかと思ったら意外に早く終わってしまった、これでこのセット終了。

アナウンスなし、暗転したままで第3部に突入。よかった、休憩が長かったら演奏が短くなっちゃう。ノブ君オールバックで半袖シャツにジーンズ?そろいの黒Tシャツ、私も欲しい。あとで買わなくっちゃ。信君一生懸命椅子の高さを低くしてすわり直す。
ノブ君に向かって拍手がわきおこる。N.0.Wだ。ああ、ぜいたく〜、一夜にしてこんなにピアニストがたくさん聞けるなんて。ピアニストが一つのコンサートで10人聞けるというコンサートに二度ほど行ったことがあるが、そのときよりもずっとずっと充実感。ああよかった、こんどはベースが聞こえる、ちょっと小さめだけれど。ノブソロいいよ、うんうん、黒いTシャツの袖から伸びた腕がライトに照らされて白く、長く見える。音川さんは半端じゃなくスピーディーで、おおいいぞ、うん、うん。お、ベースとトシちゃんのデュオ。ベースの音が急に大きくなった、ちょっと大きすぎだよ・・・この中間ぐらいだといいのにな。トシちゃんの音、柔らかくていいなあ、でもエフェクトかかってる?って感じがするなあ。森山さん誘いかけるようなリズムを入れてノブ君に入るところを合図。トシちゃん、貫禄ですなあ。すごいドラムソロだ。腰痛を心配したが、たたいている間は大丈夫か。ああ、2ホーンのテーマ、いいわあ、カッコ良すぎ。

「はー、はー」と肩で息をする森山さん、それだけで会場がくすくす笑い。「この曲は音川が作りました曲で、N.O.W。始まる前はどうなってしまうんだろうと思ったんですが、終わってしまうとあっという間です。もうあと、一曲なんです」会場から「え〜っ」と残念そうな声、ため息。「井上さんが後ろ髪を引かれつつも我がグループを去ったときに書いてくれた曲で」いかん、ぷっと吹き出してしまったGratitudeです」。

ノブ君のイントロ。グリーンブルーのバック。トシちゃんがテーマ。音川さんがハモり、そっと吹く。トシちゃんのソロ、う〜ん、すてき。うっとりと目をつぶって聴いてしまったが、ああ、もったいなかった。テーマ、またそっと終わったがもっと朗々と、太い音で歌い上げて欲しかったのになあ、残念。

「田中信正!望月秀明!音川英二!井上淑彦!」とメンバー紹介、「どうもありがとうございました!」とステージを皆去る。あ、まだ20分あるよ、会場はアンコールの拍手が鳴り響く。おや、ベースを片づけてしまった。セッティングの大幅変更、黒子さん大忙し、暗い中大変ですね。この転換のリハーサルが一番大変だったんじゃないかなあ。おお、板橋さんが出てきた、最初はフリーっぽく聞こえたが、よく聴くと板橋さんの曲、FOR YOUだ。うんうん。森山さんがソロを始めたら、おや板さんがいなくなった。どうなるんだろうと思ったら、こんどはノブ君が出てきた。バトルだ、すごい、おお、やれ〜やれ〜!キャーと思わず歓声をあげてしまう。ブレイク、決まった!
ここで一休み、山下さんの登場はどうなるのかと思ったらやっぱりもう一台台車に乗ったピアノが左から出てきた。山下さん、これは乗ったまま弾きながら出てくるべきだったね。ピアノがセッティングされたら山下さんが登場。今度はグガンか?二人でドカドカドシャメシャと始まって、バトルが展開したと思ったらうわあ、右から板さんが出てきた、山下さんが向かって左側、ドラムを挟んで右側に板橋さん、森山さんは今度は板橋さんとのバトル。もう興奮してしまって私もメモを取る手が止まる、写真なんか撮っていられないよ、このあとは興奮のるつぼ、会場はもう大受け!板さんが立ったまま髪振り乱し、プレス、キック、パンチを繰り出せば山下さんは腰掛けたまま片足を宙にあげ体を傾けて高音を弾きまくる、そこへノブ君が出てきた、最初はちょっと遠慮気味だったが徐々にこれもヒートアップ、森山さん楽しそうに乗りまくり叩きまくる。また山下さんとのバトルになり、これを見守る板橋さんとノブ君。ドラムとピアノのバトルから、こんどはピアノ同士のバトルになってきた、ノブ君が鍵盤を連打しながら板さんを見上げて、替わって欲しいという視線、二人で入れ替わって弾いていたがそのうち板橋&田中がタッグを組んで、山下vs森山vs板橋田中という大乱闘、うっひゃ〜、もう何が起きているのお?ああ、すごい、すごい、長いこと森山ファンを続けてきてよかった、もう夢みたい、こんな演奏見られてよかった、この場にいられてよかった、山下さん板さんノブ君ファンでこの場にいられなかった人かわいそう!きゃーきゃーきゃー。大興奮のうちに試合終了!さて誰が勝ったか、やっぱり最初っからずっとたたき続けている森山さんだろうか。ごめんなさい、板さんとノブ君との連弾写真を撮ろうと努力したのだけれど興奮で手ぶれしてしまってお見せできるものが撮れてません〜。

「このごろ弱気になってしまって、『今年はだめだろう』なんて思ってしまうんですが、すごくお客さんが入ってくださって、最高記録を更新」拍手「できなかったんです、柱の陰みたいなあんまりよく見えないところが15席残ってしまって・・・・ジュリーに負けました。それでも遠くから、北海道から九州からも皆さんいらしてくださって。ありがとうございます。また来年もお越しください、私も来年アーラに来ます。山梨から84才の母が来てくれています。・・・・本当にありがとうございました!」

すごいものを見てしまった、あああ〜。放心状態。最後に静寂、きれい〜〜に始まる、ライティングもかっこいい、ノブ君が弾くグッドバイ。板橋さんの曲だけれど、もう森山バンドの締めはこの曲、だもの。板橋さん、どう聴いたかな・・・。

もう、このコンサート、DVDで発売してくれないかなあ!何度でも見たい、永久保存版!alaの関係者の皆様、どうぞよろしくお願いします!m(_ _)m