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Live Report

2006年10月07日 森山板橋双頭バンド @ 横濱ジャズプロムナード 関内大ホール


真っ暗な中から白いシャツの森山さんを先頭にグズラさん、板さんが下手から。 上手から竹内さん、林さんが登場。明るくなり森山さんがカウントを出しアリゲーターダンスが始まる。 おおおお、ぐっと後ノリのテーマ、髪の毛を引っぱられて後に引きずり倒されそうな感じがする。 一番前はレールがあり、カメラが行ったり来たり。この前のパールの時よりスピードが遅い。 一番前の席だとちょっと見づらいかも。 竹内さん紫のTシャツ、しばらくぶりに見るけれどちょっとやせたかな? 頭の真ん中の毛が立ってビリケンというか、キューピーさんみたいというか。 林さん白いシャツにブルーのライトが映える。 板さんは例のごとく真っ赤なTシャツ、たてがみを振りかざしている。 倍音で吹きまくる林さん、キョケケケケー。 ベースの低音が響く。グズラさん茶色の長袖シャツでなかなかおしゃれ。 林ソロから板橋ソロ、板さんゲンコでグリグリ、ヒートアップ。 今日はこれからもステージいろいろあるのにこんなにやっちゃって後が大変なのでは? グリッサンドの連発に拍手がわく。ウォーと吠えて板さんが管に合図、リフから竹内さんが雄叫びのような音でソロを始める。 フレーズの吹きまくり、それを望月さんが地鳴りのようなベースサウンドでグイグイプッシュしていくのがよく聞こえる。 森山さんがにっこりしながら板さんを見て叩く、テンポとリズムを合わせて、さあここでリフ入るか!と思うと林さんはサックスを構えたまま立っている。 ドラムソロへ、森山さんの真っ白なシャツがよく映える。 歓声が飛ぶ、パカン!で板さんとグズラさんが入り、テーマへ。 少しずつエンディングに向け音を小さくして最後に延々の吹きまくりと叩きまくり、弾きまくり。 板さんが鍵盤をグリッサンドして立ち上がる。 「ありがとうございます、テナーサックス竹内直!アルトサックス林栄一!ベース望月英明!ドラムス森山威男〜!今日はおいでくださってありがとうございます、いい天気であります。今のは僕のオリジナルでアリゲーターダンス、次はエクスチェンジ」

ライトがオレンジ色に変わる。テーマのフレーズの切れるところ、板さんのグリッサンドと森山さんがシンバルを大きく叩くところで二人の動きがぴったり合う。二回目のテーマの間に林さんが吹きそのままソロになるのかと思ったがバックはアフロリズムのまま、林さんが吹き止めてさあ2回目テーマ?というところで竹内さんが林さんを見て「どうするのかな?」って顔。もう8小節interludeを続ける、そして竹内さんからソロを始める。肩をいからせて両膝を屈伸しながらハーフスクワットのように体を上下しつつ吹きまくる竹内さん。ソロの受け渡し、林さんが入る、アフロリズムになるのかと思ったが森山さんが4ビートに戻す。林さんソロ、板さんは手を休めて足でカウントをとりながら体を揺らして聴いている。グズラさんは黙々と。竹内さんは上体ひねりのように体をねじりながら聴いている、森山さんがアフロリズムでキンキンとシンバルを鳴らす。板さんソロ、板さんの繰り出すリズムに森山さんがぴったりつける。この細かい音とリズムの絡み合った複雑さが心地よい。森山さんがシンバルを打ち付ける、リズムを入れる、フレーズを合わせて管2人が吹く。このままテーマに戻るわけはないな・・・どうするのかと思ったら板さんがバン!と音を切り、ドラムソロになる。ソロの最中、森山さんがバシ!とブレイクすると歌舞伎のかけ声のような合いの手が客席から飛ぶ。三連符から細かいロールそしてスネアのヒッティング。バスドラがすごい勢いで鳴り響く。タンッ、タタッタとリズムを出しグズラさんがガーンと入る。エンディングに向けてアフロリズムに乗り全体が盛り上がっていく。エンディング、延々行くかと思ったらすっと全員で音がなくなり、おっと思わせる終わり方。

板さんのソロから。時間は・・・もう12:40。ステージ何時までなんだろう?ワタラセと思うけれど、このままGoodbyeじゃないよね・・・ワタラセであって欲しいなぁ・・・ワルツが始まった、やったぁ〜!静かな、きらめく流れの水面を思い浮かべ・・・そこにいきなり熱帯の鳥のようなウキョ!キョケ!という音。林さんがステージをおり、テーマから竹内さんにソロを任せる、竹内さんちょっとマウスピースを調整してソロを吹き始める。キーの上から手をはずして移動させる変わった吹き方。意外に長い竹内ソロから板さんソロへ。立ち上がって髪の毛を振り立てて、おでこをピアノにぶつけそうになりながら板さん節全開。終わって、思わず板橋ワールドにふぅ〜、とため息が出る。

林さんのカデンツァから始まる、リーパーズかな?森山さんは林さんのうしろからで林さんをじっと見ながら聴いている。板さんは赤いタオルで汗を拭く。おや、Over the rainbowだ。意外な選曲、じゃあ割に長いステージなんだねぇ、まさかこの曲で終わり、ってことありえない、ファンは承知しないだろうから・・・。サビで竹内さんが吹く、森山さんのブラシワークが際だつ。林ソロウキョキョキョ、キョケケケケー。竹内ソロ、美しいメロディーから発展させて吹きまくる。板橋ソロ、ピアノの音がイマイチ硬いというか、響いていないのが残念だけれど心なごむソロ。グズラさんのベースのサウンドがよく聞こえてくる。2コーラス弾いたところですうっと音を切り、グズラさんのソロは独特のフレージング。サビでホーンが入り終わりのテーマ、カデンツァからエンディング、林さんがサックスを振り上げる。

13:10、舞台暗転。サンライズが始まる。椅子が揺れるなと思ったら隣のオットがノッていた。竹内ソロ不思議なフレーズ。林ソロ、板さん何度も立ち上がってグリッサンドをする、のけぞって吹く竹内さん。林ソロ、倍音の吹きまくり。森山さん調子良さそうだけれど大丈夫か、けっこう長くなってきたぞ、板さんの方を見て叩きまくる森山さん。林さんたら、なんか拍が狂ってるんじゃないかな〜?サビからリフを吹くタイミングが合ってない、2拍ぐらい早い。森山さんとグズラさんが顔を見合わせて苦笑し、フレーズに合わせる。板橋ソロ、グズラさん休み、森山板橋対決となる。ワシワシと弾く板さん、グズラさん戻る。ピアノをこれでもかという感じで叩きまくる板さんを見て森山さんが笑いながら叩く。板さん叫んでサビからホーンに入るように合図する、立ち上がって弾き続ける。森山さんにっこり笑ってドラムソロへ。森山さんにスポットが当たり、周りが暗くなる。叩きまくり、出るかおちゃらけ、と思ったら出なかった、リズムパターンが入り板橋さんが準備する。パカン!でテーマに戻る、サビで森山さんホーッと吠える、そしてエンディング、白熱!

竹内直テナーサックス。林栄一アルトサックス。望月英明ベイス。森山威男ドラムス、板橋文夫ピアノでした、ありがとうございました!






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