左はリハ風景。森山さん「曲を思い出したいから順番にやっていって」でもさすがプロだね。あっという間にこなしちゃう。ピットインでのリハ、初めて見たけれど、立ち位置でしっかり照明の位置も変えてるんだ。下のノブ君の写真も、リハ中の写真。なかなかイイ写真が撮れなくて。

昨日の窮状を見かねて、H条さんがDATのレコーダーをお貸し下さった。それもテープ、乾電池の替えつきで。それでも始まってすぐに、録音のレベルメーターが動いてないのを指摘してくださる。いつもいつもなんだかんだとドジを踏んでいるのを見ていらっしゃるので、しっかりそこまでチェックしてくださったのである。マイクのスイッチが入ってなかった。も〜。

のっけから音川森山デュオ。CDでデュオでやっている曲だ。ノブソロ。これ、モード、Impressionsの進行と一緒だね。森山さんノブ君とアイコンタクトばんばん。森山さん楽しそう、ヒョオーと森山さん掛け声をかける。リムショットパカンパカン、ノブ君も連打。そろそろソロを終わらせようと、後ろからノブ君が音川さんを見上げているが音川さん入らず。やっと気がついた音川さん、佐藤さんにソロの指示。アコーディオンのジャズプレイヤーは初めて見たけれど、すごい!ノブ君あまり聞こえてないみたい。目で見ながら合わせているところもありそう。あ〜、一曲目からなんてイイんでしょ。アコーディオン、音にビブラートをかけるのはアコーディオンごと体を震わせるんだね。森山さんもそれに合わせて微妙に音を変えて揺らしている。最後の盛り上がり、森山さんもノブ君もがあああっと一緒に。音川さんソロ、すごい、うゎ〜、のけぞって。バンド全体が鳴っている。わ〜、疾走している。森山音川デュオになった。ライティングの加減か(!?)ノブ君の顔がやけに男っぽく見える。音川ソロ、森山さんとのデュオで持ち味充分。森山ソロへ。ん〜、この人は、何とも形容しがたい。パカン!で音川さん入り、デュオ。サビから全員で終わりのテーマ。

音川さんMC。

Wild River。音川さん指でカウントを出し、ノブ君イントロ。この曲、いいよ。んー・・・・・。アコーディオンのソロ。アクションが大きく、ヴィジュアル的にも引きつけられる。そうだよね、大きな音を出そうと思うと大きく左手を動かしてやらなきゃいけないんだ。音川さん、一点を見つめてソロ。何か、何が見えてるんだろう。循環奏法、知らない人は凄い肺活量と思うだろうか。お、出た、音川さんの膝蹴り。ソプラノを振ってサビ(?)へ。ノブソロ、あれおもしろいフレーズ。流れが変わった。ノブ君森山さんをずっと見て仕掛けているが森山さん気がつかず。気がついた直後、森山さんつけてドカンどかんとつける。不思議な音階を弾くノブ君、高音でカリカリカリ〜、和音で責めていくところ、バシーッと入れるタイミングはさすがに長く演っている二人だけあるね。・・・ふー。

Life as is。しずかに、テナーとピアノのデュオで美しく。ベース、アコーディオン、ドラムもそーっと入ってきて、ドラム休んだと思ったらいきなりマレットでバコーンと。あれ?テーマでテンポが少し遅くなったみたい。ベース、ピアノのデュオ。少しテンポが見えにくいな、と思ったら森山さんがマレットでシャワーンと音を出し、全体を締める。あ、いけないうっとりしていて音川ソロの観察記録(観察日記じゃないんだから、って誰かにつっこまれるかも)を忘れてしまった。ベースソロを経てテーマに。カデンツァー。テナーを振ってエンディングへ。

「あ、はい」と森山さん。Giant steps。うんうん、軽快。この曲で軽快という形容詞、おかしいかな。でもそういう感じなんだもん。ノブソロ、う〜ん、持っていき方がまた・・・うなってしまう。また、盛り上げ方が森山さんとぴったり。きゃーきゃー、高音カリカリのところ、リムショットパカンパカン、二人が共鳴してるみたい。う、必死になって音川さんを見上げるが音川さん没頭して聴いている。うわぁ〜、ノブ君ヤケになってソロを続けているみたい。いつまでたってもソロが終われない。ノブ君の視線を背中に感じたか、音川さんが佐藤さんに合図を出す。森山さんが叫ぶ。あまりのすごさに、皆笑いながらソロをして、バッキングしている。こう書くと緊張感がないように思えるかも知れないが、本当にみんなベストのプレイをしていて、たのしくて、すごくて笑っちゃうって感じ。いいよいいよ、この雰囲気。アコーディオン、すごいアクション。アコーディオン持ってなかったら、どこのまじめな学生さんだろうって感じなんだけど。

リハ中

ソロが始まると

アクションが大きくなって

目にとまらなくなる!
森山さんもノリノリ。あ、もうメモをとる手が止まっちゃう。リズムをバックで森山さんとノブ君もばっちりつけて。くわ〜、あ〜、やっぱり、その、なんと。すごいスピーディーさ。あまりの凄さに、弛緩、脱力。8バース、4バースからドラムソロへ。ああ、のぼせてしまいそうだ。パコン!でテーマへ。

お待たせしました。2部は、二曲しかありません。笑い。一曲目は三部作になっているNew and old trilogyという曲ですので、しばらくお聴き下さい。

全員でノンテンポの音川さんのサウンドにバッキング。し〜んとしたところへノブ君がピアノを静かに弾き始め、ドラム、ベースがつけていく。ゆったりとしたテンポのテーマを音川さんが吹き始める。ノブ君ソロ。バッキングのアコーディオン、控えめだけれどちゃんとサポートしている。最初アコーディオンがCDに入ると聴いた時は鍵盤楽器同士がぶつかるんじゃないかと心配したけれど、そんなことなかった。音川ソロへ。ゆったりした流れを感じる。森山さんリズムパターンを変えてきた。最初つけていなかったアコーディオンがだんだん音を大きくして。このバンド、レコーディングはしたが、ライブは今日が初めてという。なのに、この一体感はなんだろう。凄く不思議で、感銘すら受ける。ドラムソロ、すうっと退いて、無音に。息詰まる緊張感。ふと思った、アコーディオンの調律ってできるの?ソプラノのソロに。アコーディオンの旋律が絡む。森山さんはつけるとも叩くともなく、ナイロンブラシでスネアの表面を押さえて。なんの旋律?あ、違った、ノブ君しずか〜に、琴の音のようなサウンドを出す。また無音に。いきなり爆走モード。今までの静けさ分を問い戻すかのように。ノブ君も唖然とするモードに突入。横から出すドラムのショット、アコーディオンソロ、うひゃ〜、なんという。ああ、音川ソロ凄い凄い!ベースの高瀬さんがんばれ!ドラムソロ、ああ、ぱかん!でテーマへ。ッタンタン、ッタンタンというリズム、森山さんこけずにうまく行った。良かった。

口笛とメロディーが一緒になったアコーディオンのイントロ。ユニゾンとハモリで。おもしろい。吹いてなくて吸ってる口笛。森山さんマレットで。ん〜、西部劇のような、ちょっと演歌っぽくもある、ブルースっぽくもある、不思議な曲、これが音川さんの夢の中でセネガル人が歌ってた曲、ってのも???だね。ノブソロへ。んー、こういうテンポでこういう曲想っげソロしにくそうだけれど。んなこたぁないか、相手はプロだ。写真撮ろうとしたが暗くなってアウト。テーマに戻る。終わりの合図を音川さんが出す。森山さん大暴れ、ぎゃー、どこまでやれるのこの人。わー、フリーっぽくなったと思ったらまだやるんだ。うひや〜。なんのかんのいって(ドラムレッスンを始めたせいか)、持久力が出てきたように思いますが。

アンコールはハッシャバイ。おなじみのテーマ。サビを森山さんが歌って、音川さんも歌う。高瀬さんが笑ってみている。が、つけかたがおもしろい。だんだん凄いピアノソロになってきたぞ。音川さんソロ。サビでやっぱり森山さん歌う。佐藤さんも面白がってみている。これは一緒に歌えというサインだと思うな、私は。アコーディオンソロ、音川さんも歌ってるし。ベースソロ。今日はエライものを見てしまった、聴いてしまった。うー、なんとも、はい。新潟(10/3)と、横浜(10/13ドルフィー)は追っかけ決定だな。