Double axes
(ダブル アクシズ)
/ 加藤真一 & 清水絵理子
1.
Parisian Thoroughfare
(パリの舗道)
選曲:清水絵理子
スケールが連なって出来ているリフ(メロディ)が印象的な曲。
バド・パウエルの数々の名曲の中、この曲も一度聴いたら耳から離れなくなる一つ。
2.
Loose Bloose
(ルーズ・ブルース)
選曲:清水絵理子
何とも不思議な音階で出来たビル・エヴァンスのマイナーブルース。
敢えてデュオのスカスカの中にさらしてみる事に…
3.
Sabia
(サビア)
選曲:清水絵理子
ジョビンの多くの名曲の中で、印象派時代の様な楽曲。
美しい旋律、そして対旋律をベースのアルコ(弓)用にアレンジ。
4.
Retrato Em Branco E Preto
(白と黒の肖像)
選曲:清水絵理子
大好きなジョビンの曲からもう一曲、と思ったらジョビンは作詞で作曲は小説家でもあるシコ・ブアルキ。
半音階でくっつきながら上下するメロディが物悲しく美しい。静かな中に秘める情熱の曲。
5.
Tenderly
(テンダリー)
選曲:加藤真一
暖かくも優しいウォルター・グロスの曲。多くの名唱で歌い継がれるバラードの名曲。
このデュオでは敢えてバラードではなく、アップテンポで演奏することで軽やかな印象に。
6.
You Must Believe in Spring
(ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング)
選曲:加藤真一
ビル・エヴァンスの演奏で有名な、ミシェル・ルグラン作曲の映画「ロシュフォールの恋人たち」挿入曲。
バラードやボサノバでよく演奏するのだけれど、このアルバムではジャズワルツで。
7.
Come Sunday
(カム・サンデー)
選曲:清水絵理子
デューク・エリントンがアフリカンアメリカンの歴史を表現した哀しくも優しい曲。名曲。
リハーモナイズしているうちにテーマも含めて全編ベースで弾いて頂くことに。
8.
We'll Be Together Again
(ウィル・ビー・トゥゲザー・アゲイン)
選曲:清水絵理子
ジャズピアノ駆け出しの頃、ビリー・ホリディが歌うこの曲がグッと刺さり、ずっと胸に残っていた曲。
このデュオで初めて取り上げ、今回のアルバムではミディアムテンポで演奏。
9.
For You
(愛する人へ)
選曲:加藤真一
様々な愛情を歌ったこのアルバムの最後は、加藤真一自身による作曲のバラード。
日々を共に過ごす妻へのプレゼント。
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