森山威男公認HPライブレポートNo.109

2005年11月11日(金)森山威男・田中信正・高瀬裕ピアノトリオ@ドルフィー (田中信正(p)高瀬裕(b))


今日は5時入りと聞いていたのだけれど、早めに並ぼうかと午後3時すぎに到着したらもう先客がいた!並んで待つが、思わず「寒いですねぇ」と言ってしまう。背中から冷えてくる、整理券は何時からかな〜、ホカロンでも買ってこようかな?でも3時半にオーナーさんがいらして下さって助かった、入ってドラムセットのセッティングを始める。ドラムのセットを組むのはほとんど大丈夫だけれど、その位置関係と3枚あるシンバルの位置に迷う、いつも見ているはずなのに全然わからないな〜。ま、一応組んでおけばあとは森山さんが調整なさるでしょう。

6時20分に開場、とのことで到着したら、まだリハ中。おおスタンダード中心だね、そういえば前に森山さんとノブ君のデュオは何度か聴いているがトリオは初めてかな〜?あ、そういえば紅介さんとのトリオが名古屋のスターアイズであったわね。あ、陽介さんとのトリオもあった。待っている最中息子から電話がかかってくる、電波が悪く四苦八苦。アップルパイを焼くために紅玉リンゴが買ってあったのだが、なかなか煮る時間がなくて放ってあったのを息子が見つけて、腐る前に自分で煮てみようと思ったらしい。「鍋はどれがいいの?」「砂糖の量は?」「火加減は?」「焦がしたぁ〜」何度も何度も電話が・・・・もう勝手にやって下さい。

19:50.「A(の音)ください」と高瀬君がノブ君に言って音合わせ。森山さん足でテンポを出し、ン、ンとカウントしておっとびっくりStraight, no chaserが始まる。ノブ君が右手で旋律を弾きながら身体をひねり、左腕を伸ばしてカウンターの中のミキサーを調整する、さすが慣れてるハコだけある。ノブ君の左側にあるモニタースピーカーがハウリングし、ノブ君が向きを変える。森山さんちょっと目が腫れぼったいみたいで、開演前もコートを着ていらしたしあまり体調がよろしくないようで心配。顔もちょっと険しい・・・。高瀬君がうなりながらベースを弾く。ノブ君の左足、良く動くようになった、ほっとした。北海道の時はまだ動いてなかったもの。最初は普通のブルースっぽかったが、だんだんと変態フレーズになってきたぞ!ノブ君が高音までダダダッと鍵盤を弾くタイミング、森山さんがバシーッと音を切るのがバッチリ合う。ノブ君がソロの終わりを森山さんに目で合図。ここで森山さんお休み、高瀬君の一人だけのベース「ソロ」になった。おお、フリーソロ?テーマのフレーズを入れ、森山さんがつける。インテンポになってからまたリズムを崩す、そして森山さんのソロ。バスドラの響きが由香をダイレクトに伝わってくる、合図を出しすぐにそのままテーマに戻る、しつこいエンディングが面白い。

森山さん、声がかすれてしまって全然出ない・・・MCするの大変じゃないかな?ノブ君代わりにしゃべってあげればいいのに。「こんばんは・・・。のどがおかしくて、風邪だと思うんですけれど、それから耳が変なのかな、なんか音がもわ〜っと聞こえるんだけど?」みんなでモニターの調整をする。「けさ、変なことがおきまして、近所のオバサン、いやオバサンって言っても私より年は下だと思うんですけれど、『ピンポ〜ン』って訪ねてきたんですよ。何だろう、回覧板かしらって思って出たら、『近いうちに演奏会はないですか』って聞くんです。『いや、あんまりやってないんで、年末に名古屋であるくらいです』って言ったら『ああ、そうですか、この近くではないですか』って聞かれたんです。私は可児市っていうところにすんでいるんですが。『前にお聴きになったことがあるんですか』って尋ねたら、『ええ、前に聴いてすごく感動してまた行きたいって思ったんです』『どこでお聴きになったたんですか』『3年前にalaで聴いて』」爆笑。「3年前のalaで聴いて感動したって方が、3年経って隣の家にいらして、この近くでこんどないですか、って、どう答えようか、3年後くらいまでをお知らせすればいいんでしょうか(笑)。今日もちょっとそんな感じがするんです。こういったピアノトリオで、Straight, no chaserって曲ですよね。昔学生の頃練習したような気がするんですけれど。なかなか覚えにくい曲で、一生懸命歌っているんですけれど最後までいくと曲のアタマがどこだかわからなくなっちゃうんですが、今は珍しくうまくできましたね。そこで話していたんですが、『どういう曲だったっけ』って、誰でも本当は知っているはずなんです、ブルースですし。昔ピアニストの加古隆とか、フルートの中川昌三とか、ベースの渡辺さんとか一緒に大学でジャズの練習をそのときにやっていました。Straight, no chaserって曲でした」「・・・・・・・長いね、たかがStraight, no chaserの紹介をするのに。隣のオバサンが来たところから、さっきの話とは『久しぶり』つながりということでした。・・・んなことはどうでもいいんです。メンバー紹介します、ピアノ、田中信正。ベース、高瀬・・・」ハラハラ。「ゆかり」爆笑。「高瀬裕。高瀬ゆかりっていう人がいるのかしらね?ほら、漢字でゆかりって字に似てません?」よくわからないんですけど・・・。「発音で覚えなくて名前は漢字で覚えて、曲は音で覚える方で譜面を見ないんです。次の曲は覚えてるんです、譜面を見なくてもわかるんです、です」

アフロリズムが始まる。曲の出だしを高瀬さんとノブ君で決めて入る。ノブソロ。森山さん、少し顔が楽そうになってきた。ノブソロ、ヒートアップ、森山さんと目を見交わして笑う。ノブ君が合図してアフロから4ビートに変わる。ノブ君の硬質な感じのソロ。高瀬君がんばれ。弾きまくるノブ君、森山さんを必死の顔つきで見上げてソロを終わる。森山さん、叩いている両腕のスティックを高瀬さんの方に差し出してソロを振る、そのままベースの「ソロ」に突入し、森山さんちょっとお休み。この姿も体調が悪いんだな、という感じで心配。ん?森山さんドラムソロに?ノブ君テーマを弾き始めて止まる。ベースとピアノが1コーラス分だけちょっとバッキングをするがそのままドラムソロに。地響きがするわ〜。

MCなく、森山さんがノブ君の方を見ている。ノブ君どうしたらいいのか一瞬うろたえ、「あ、はい」と言って頷き、森山さん笑う。ノブ君が弾き始めるイントロ、ピアノの調律がちょっと苦しいな・・。「見上げてごらん夜の星を」だ。テーマ、サビで森山さんがブラシに持ち替える。ノブソロ、しまったなぜか咳が出てしまう・・。テーマに戻り、最後はちょっとキーが変わる。かわいい終わり方、高瀬君が弓を使って重厚さを添える。

次の曲へ。曲名は何だったかな・・・。ノブ君と高瀬君二人でデュオが続く。有名なアルバムなんだけど、昔持ってた気がする。森山さんブラシでつけ始める。3人がフリーっぽい演奏になる。ノブ君の指が鍵盤を駆け回る、森山さんヒートアップ。うぉ〜、すごいバトルだ、いつ見ても胸がドキドキ!そんなにノブ君力を入れていないみたいなのに力強い音とタッチが伝わってくる。ノブ君が一人で弾きまくる。森山さんはいる、ノブ君と高瀬君でテーマ、頷いて静かに終わる。

「これは何ていう曲ですか、田中さん?」ノブ君ピアノの中に置いてある譜面を見ながら「くわいえっと・ふぁいあー」と答える。「ものすごい日本語(ふうの発音)ですね。これは誰の作曲ですか?」譜面をまた見ながら「デーブ・ホランド」「ああベース奏者の。こういう新しい曲に取り組もうという意欲もちょっとみえましたかね。・・・・でも、どうしてこう、新しい曲をやる必要があるのか、わからんですね。落語なんてみてください、笑うところのオチまで全部わかっているのに全く同じことを何度でもやる。こっちの方はあれよりは大分ましで、毎回同じ曲をやっても内容は毎回違うわけですから。そう田中さん悲しがることないですよ(笑)は? 「今日は私がこんな風で、しゃべるのを田中さんにやってもらおうと思ったらちぎれるくらいに首を横にぶんぶんと振って。あなた、首がねじ式だったら取れてるよ」大爆笑。「こんどからこういうときはせめてメンバー紹介なりをやって頂きたいものですね。今日はお聞き苦しい声で申し訳ない。でも歌手でなくてよかったと思って。これでは歌になりませんね、歌手の人なんてどうしているんでしょうか、歌手の人が風邪を引かないってわけではないでしょうし。風邪を引いた歌手の歌、なんて聴いたことないですね、たまにはそういうのもやってくれないでしょうか。・・・そんなことはどうでもいいんです、最後の曲です、インプレッション

こんなのピアノトリオで普通やりますかね?ノブ君のリズムとぴったり繰り出されるバスドラム。ノブ君のソロに高瀬さんが緻密さを加える。ノブ君、今のフレーズ何の曲だっけ、マイルスの・・・。どうして曲名が出てこないんだろう、スタンダード知ってる人ならだれでも知ってそうなものなんだけどな。あ、マイルストーンズだ!よくこんなフレーズ入れられるな・・・。森山さんのソロを見て高瀬君とノブ君が顔を見合わせて笑う。フェイントをかけるような動作のソロ、ぱっと振り向きパカンでテーマに戻る、音を小さく小さくしていって最後に大音響で締める、うわ耳が割れそう。聴き応えのある第1部でした。

21:26、メンバー再び登場。照明が暗くなり、いきなり暗闇に!闇ライブになるところだった。チューニング、頷いてノブ君に曲にはいるよう促す森山さん。ノブ君「入りま〜す」と言ってハッシャバイを弾き始める。左足でリズムを取っている、もう骨折した部分も安心だ。ノブソロ、いつもバンドのクロージングにする時のハッシャバイとは全然違って弾きまくり。いつもこれくらい弾いてくれてもいいよ〜。3拍フレーズを繰り出し、いいノリだ〜。高瀬君ソロからピアノとドラムの8バースに。聴き入っているウチにテーマに戻り、拍手をしそこねてしまった。

森山さんにこっと笑ってMC。「今の曲はハッシャバイでした。・・・・・・ドラムで8バースなんて、そんなことができるドラマーだとは思わなかった」爆笑。「普通と逆ですよね、他の方々と違って、私は元々譜面をきちんと見てやっていたのに(クラシックのドラミングのことでしょうね)山下洋輔とやるようになってでたらめをやろう、でたらめをやろうと思ってやってきたからこんどそれが板に付いてしまって、普通に捉えてないんですよね・・・この間も普通に演奏していたら5拍子になってしまって、訳がわからなくなってしまって、まあうまくいきましたけれど自分でもよくわからないんです。・・・さっき休憩の時控え室にいたら、誰もいないんですよ、どちらに行ってたんですか?」ノブ君「外でタバコを」さみしかったのかな?「ああ、怖がられているのかと思って。どうも顔が怖いんでしょうか、昔からそうなんですよ、顔が人格で作られていくっていいますけど、だんだん怖くなったわけじゃないんです。芸大の受験の時も、上野公園から10分くらい歩くんですけど、スネアケースを持っていたらお巡りさんに『おいおいちょっとこっち来なさい、中を開けなさい』なんて。受験の当日にですよ?よく受かったもんだと思いますけれど。だからそのころから顔が普通じゃなかったんでしょうか。ジャズをやるようになって初めてピットインでやる日ですよ、私がピットインに入っていったら従業員がみんな後ろに下がるんです。与太者が来て金をせびりに来たと思われて。ドラムを組み立て始めたらああ、この人ドラマーだってわかったみたいですけど、あとから聴いたんです。怖かったんでしょう。・・・田中さんも高瀬さんもいいですね、にこやかで。んなことはどうでもいいんですけど、次の曲は何だったかな、って考えてて、ああそうだわかりました、わかりました。次の曲は井上淑彦が作りました、Gratitudeです」

高瀬君が弓で弾き始めるイントロ、おおかっこいいじゃない。ノブ君がテーマ。ソロはベースから、なかなかいいぞ、と思ったら後ろの方で瓶がひっくり返る音、製氷器の音やお金を数える音もうるさいと思っているのに、なんてこったい。誰だしゃべってるのは!「関内辺りで・・・」なんて会話が聞こえてくる、この静かな美しい曲の雰囲気がぶちこわし、バカヤロー。さては、さっき電話で今日のライブの内容を問い合わせてきていた客だな。ピアノトリオと聞いて、おしゃれな雰囲気を楽しみに来たのだろうが。ノブソロ。毎回だけれど、何かで心の平静をなくすと苛ついて集中できなくなってしまう、まだまだ修行が足らない(修行なんかしてないか)、困るなあ。さてもうテーマだ、うへぇ、すごい叩きっぷりでテーマかドラムソロか、って感じのテーマだわ。凄いアクション。テーマの終わりは高瀬くんが弓でそっとつける。

高瀬君とノブ君が次の曲に向けてかまえ、ノブ君が小さい声で「アフロブルー」森山サン「?」高瀬君が森山さんに向けて「アフロブルー」森山さんが「いいとも」と応じる。まるで伝言ゲームだわ。森山さん今年のalaのシャツに着替えている。数少ないレパートリーなのに覚えてないの・・・でしょうね。
で、ノブ君が弾き始める。少しおとなしめのテーマ、ノブソロから。モニターの向きを気にしながら弾くノブ君。ノブ君苦しいんだか笑ってるんだかわからない表情。高瀬君笑いながら弾いている。おおどんどん怪しい世界に入っていく。しかし本当にピアノトリオで出す音かいな?ありえな〜い!!おかしくて笑えてくる。ドラムソロ、高瀬君がいい笑顔。すごいドラミングだわ!

ほ〜、とため息をつく森山さん。「次の曲は・・・」としばらく無言。「サンライズ「ああ、そうなの?」曲の名前が出なかったのをごまかすように「メンバー紹介します。高瀬裕。高瀬裕さんのことは私はあまりまだそんなに知らなくて。そんなに回数もいっしょにやってないし。どうしてジャズミュージシャンになったんですか?」といきなり質問する、爆笑。高瀬さん笑って「そうですね・・・」森山さん「小さい頃からそういう音楽を聴いていらしたんですか」「いえ全然聴いてないです」「ずいぶん(森山さんと高瀬さんで)年が違うんですが、小さいとき、中学や高校生の時はどんな音楽を聴いていたんですか、ジャズじゃなかったでしょ」「ヘビメタ」「ヘビメタって知らないんですけど」「ハードロック」「それもよく知らない・・・田中さんはハードロックなんて聴いたんですか」「ああ・・・、やってましたね」これにはびっくり、森山さんも「やってたぁ!!??」と驚く。「全然そんな風にみえない。だって、ああいうハードロックってのはもっといかつい人がやるんじゃないですか」爆笑。「キーボードはそんなでもないです、細い・・・」「まあ人は外見と中身は違うから、田中さんは細くて優しそうだけれどホントはすごい」みんな笑いながらどう反応しようかって感じ。「え、じゃこれ最後の曲?早いよね」ノブ君が「いえいえ」客席から「もっとやって」森山さん「ほら〜。あ、いいやいいやもう一回最初から全部やれば」客席から拍手、「いくよ」といったとたんに「バカン!」と、曲に入る、トークの「間」から別次元になってしまった。ノブ君いつもフェイントをかけられたりいきなり曲に入られたりでサンライズは用心しないとね。
シンバルが妙な音を立てているように聞こえる、ノブソロの途中でリズムリフを入れ、「ターンターンタッタッタッタ」のパターンをつけるように高瀬君に目で合図する森山さん、楽しそうに叩いている。なんてトリオなんだ!高瀬さん弓が出てきた。すごいソロだなぁ。ノブ君も楽しそうだわ、でもだんだん表情が苦しそうになってきた。最高潮かと思ったらまだまだ森山さんがバスドラであおるあおる。ノブ君グリッサンドで応戦する。もう呆然としてしまう、こんなピアノトリオって・・・想像の域を超えているわ、メモなんて書いてられない。ドカバカ、ドシャメシャの応戦!で、ノブ君がコーラスのエンディング「ラソミレドファミ♭ラ♭シ♭〜」を入れればそのまま森山さんはドラムソロに入る、いままでさんざん叩いてきてるのに・・・恐るべき還暦ドラマー。ドカタタタ、ドカタタタ、タムとスネアを目にもとまらない早さで腕が往復し、スティックが曲線を描く。タカタドン!でノブ君と高瀬さんがテーマに戻る。

「ありがとうございました、田中信正。高瀬裕」拍手拍手。「これで終わっちゃうんですよ。楽しみにして来たんだけれど、終わっちゃうと寂しい・・・。でも終わらないといけないし」客席から「もう一回」の声。「もう一回?私はいくらでも叩けるんですよ。落とせばかなりの音が出る(とスティックをスネアの上に落としてバン!と音を出す)んですから。今日は本当にありがとうございました。また、機会がありましたら、このトリオでやりましょう」

え、もう2ndが始まって50分経ってるんだ!本当にあっという間だった・・トリオで間延びするのじゃないかという心配(ゴメン!)なんて全く杞憂だった。すかさずノブ君がソロでグッドバイのイントロを始める。みんな、し〜ん、とかたずを呑んでノブ君のピアノと曲の行き先を見守る様なようす。ううう、誰かしゃべってる・・思わず後ろを振り向いて「シーッ」と口に手を当ててジェスチャーをしてしまって・・・この雰囲気が分からないヤツはつまみ出してしまえ!だめだアタマに血が上ってしまう。みんな息を殺しているのにまだしゃべるか・・・「大人の街だよねえ」てめえが大人じゃないだろうが!でも女性の方が視線に気がついたかしゃべるのを制止に入ったようだ、助かった。でも本当はお店の方が注意して下さると助かるんだけれど。

「田中信正!高瀬裕!ありがとうございました!」拍手がとまらない。アンコールの要請になってしまった。

「最初から!」と森山さん。「田中信正。高瀬裕。最初の曲はソフトリー」といって、Softly, as in a morning sunriseが始まる。ええええええ?ソフトリーをアンコールに?信じられない、どうせSoftlyじゃなくてHardlyになるに決まってる・・・。ノブ君うなりながらバシバシと繰り出す3拍フレーズに森山さんがぴったりつけ、逆に森山さんが繰り出したリズムにノブ君が応戦してギャンギャンのソロ。高瀬君のベースソロ、ホントに誰もつけない「ソロ」。えらいことをアンコールでさせられているなあ。森山さんとノブ君でつけていって、緊張感を高めてそのまま森山ソロになだれ込む。しかし、最近の森山さんは「1日目、二日目」とかメンバーの誰それ、ってことなく本当に叩きまくり、恐れ入ります。ノブ君が森山さんのフレーズを見計らってテーマに戻る。ほおお、ただのピアノトリオとは思えないようなあきれるほどの充足感。

「森山〜」と誰かのかけ声。またアンコールの拍手になってしまった。拍手に合わせて「ヘイヘイヘイヘイ」なんていってる人もいる。 「ありがとうございます。え〜、まあ、隣のオバサンみたいに長いスタンスで、また来年呼んでいただければと思います。ありがとうございました!」

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