洋楽が好きでガキの頃からロックだった。 レッドツェッペリンが大好きでハードロックを中心に聴いていた。 しかしだんだんと趣味も変わっていくもんでプログレッシブロックが好きになる。 ピンクフロイド、キングクリムゾン、イエス、等 特にキャメルというバンドが好きだった。 そのバンドにサックスが居たんだな。 メル・コリンズという人。 キャメルのライブ盤を聴いていたらそのアルトサックスがなんか良くて 「サックスってイイなぁ〜」なんて思っていた。 サックスという楽器を意識したのはこの瞬間だったと思う。 決定的にさせてくれたのが渡辺貞夫さん。 アルバム「モーニング・アイランド」が出たときだったろうか。 ラジオから流れてくるナベサダの音に魅了されたわけで、 「こんな音を出してみたい!」が動機だ。 ジャズも最初はわからなかった。 ジョン・コルトレーンの「First Meditations」というレコードを 図書館から借りて聴いたんだけどさっぱりわからん。 何度も聴いたけど何がどうなってんだか理解不能。 だいたいこのアルバムってコルトレーンの後期で、フリージャズに近いから初心者が 理解できるモノじゃなかったんだよね。 そのあとはチャーリー・パーカーひと筋。 フレーズのスピード感が素晴らしく多くを学んだ。 コピーをしてレコードと一緒に吹いた。 とりあえず何でもいいからマネから入るとイイね。 最初からオリジナリティなんてないんだから。 そういやぁ、同級生に初めてサックスを聞かせた時のこと、 「ちょっと俺のサックスを聞いてくれ」とメチャクチャにデタラメを吹いた。 「どうだ?」 「俺には何の曲だかわからないよ」 「わからないのか?ジャズだよ、ジャズ!」 「・・・・・・・」 このときすでにジャズは何をやってもよい音楽だと思っていたらしい (^J^) back number 「 志 向 」 「 祖 父 」 「 メ モ 」 「 ネ タ 」 「 ガッツ石松と具志堅用高 」 「 アンネ 」 「 入口と出口 」 「 長嶋茂雄 」 「 壁 」 「 三宅裕司の奥さん 」 「 願 い 」 「 写 真 」 「 高田純次 」 「 エ ロ 」 「 いたずら 其の一 」 「 いたずら 其の二 」 「 顔 」 「 マイルス 」 「 占 い 」 「 うんこの夢 」 「 小 噺 」 「 セッション 2012 」 「 曲 名 」 「 健康診断 」 「 毒 舌 」 「 北海道 」 「 アメリカン ジョーク 」 |