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Mark VI

パンチパーマでその筋のかた。。。彼の名は遠藤さん。

ヤマハをブリキの楽器と罵り、本人はどうやらアメセルのマーク6。

今じゃビンテージ楽器だね。

アメリカ音楽が好きな割に、毛唐が嫌い。


休憩時間の楽屋では酒盛りが行われていた。

勤務中に飲酒が許されるのは世の中でバンドマンくらいであろうか。


「飲むか?」

「いえいえ、僕はいいです」

「遠慮すんなよ」

「僕、飲めないですから・・・」

「なに言ってんだ?飲んで吹くと上手くなるぞ〜」

「そうなんですか?」

「おう、いいから一杯だけ飲め」

「あ、はい・・・」

と焼酎の水割りを飲んだ。


焼酎 水割り

俺は酒が弱い。

みるみるうちに顔が赤くなり、ステージに上がる頃には動悸、息切れ、目眩・・・

息が続かない。

真っ赤な顔してふぅふぅいいながら吹いてると

「お前?大丈夫か??」

と顔を覗き込まれた。


それ以来、俺に酒をすすめるものは誰もいなくなった。


楽屋ではスケベ話、猥談が多い。

年配のトランペッター曰く

「昔はよぉ〜、チータしてローソなんてした日にゃぁ〜ステホスがさ、

今日はアタシを抱いてぇ〜ってキャーキャー言われたもんだよ」


いい時代に音楽をやっていたわけだ。

ネカだってマンサラよりカイターなわけだし。

ボンビーでもドンバやってりゃナオンのとこに転がり込んでモーヒーで楽勝。


なに?なに言ってるかわかんないって?


ショーの歌い手さんがステージに登場すると隣にいる遠藤さんが耳元で

「あのナオンやっちゃったんだよ〜」

「!!」

「今はババアだけどよ、昔だよ!」


「コー○ンにヒロ○ン塗るといつまででもやれて気持ちいいぞ〜」

「いまでもやられてるんですか?」

「バカヤロウ、今はやってねぇよ。昔だよ」

「ヒロ○ンって、今で言う覚○い剤ですよね?」

「昔はよ、ヒロ○ンなんて薬局で売ってたんだぜ」

「ホントですか??」

「おうよ、俺なんて一升瓶で買ってたんだ」


牛丼

夕飯をいつも一緒に食べに行っていた。

よく行くところが吉野家だった。

「昔はよ、牛なんて食えなかったんだぞ。今じゃこんな安く牛丼が食えていい」

しかし、遠藤さんタマネギが嫌いだった。


ある日いつものように並を頼み、出された牛丼を見た途端

「おい!ちょっと来い!」と店員を呼びつけ

「俺はな、タマネギを食いに来たんじゃねぇ!取り替えろ!」

見ると牛よりタマネギが多い様子。


食い終わったドンブリを見ると・・・・

丼の淵に綺麗にタマネギが貼り付けられているではないか!

なんか、カワイイ抵抗の仕方 o(^▽^)o


最高に面白い人でした。

保護しましょう〜〜〜



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